推しの子面白いね。
漫画って途中からのめり込んでいって面白くなるよね。
YOASOBIのアイドルのPVはこれ、原作見た後と前で全然印象変わるんだけどすごいことするなあ。
作品にあってる主題歌になるだけですごいのに、世界観を押し広げて予兆すら感じさせるようなモノを仕上げるってなにもんなんでしょうね、YOASOBIさん。
アイが二人いるのって演じているアイと内心にいる未発達な素のアイでしょ。
演じている方が強いけど素であるがゆえに弱くても強烈なのでバランスが取れる。
アイは周りの人をなんでもかんでも魅了してしまうがゆえに、生き物として不自然になったのかねえ。
なんでもかんでも簡単に叶ってしまってそれしかないと逆に人間としての自我を形成しにくいかなあ。
まあ同じような状況にある友達なんてゼロになるだろうからね。
悩み相談を誰ともできなかったならそら普通の人格にはならんわな。
子供を産んだのも子供たちなら自分の素を受け入れてくれるという期待がどこかにあったのでは?
しかしそうだとすると、アクアとルビーが転生記憶持ちでアイの熱狂的なファンであるというのはアイ的にはまずかったのでは?気付く前に死んじゃったけど。
子供でさえ自分のことを偶像(アイドル)としてみなしてくるってのは結構辛くないか?アイ的に。期待したがゆえに。
みんながみんな私をアイドルとして扱う。
生き物として当然持っている自分というものを全て覆い隠してアイドルを演じる。
人格全てが演じることになってしまっては辛いわな。
演じた自分で全てうまくいってしまうなら素の自分を鍛える機会なんてこないもの。
変に体のスペックが高いがゆえに起こる誰とも共有できない悩みとなる。
映画編でまあお話的には終盤だろうけど、少年Aがどう動くかなあ。
不幸なこと込みのハッピーエンドくらいは持ってきそうだなあ。
しかし結局アイの内心がなんであるかが推しの子のキーだけどね。
映画編も結局アクアの想像がベースである以上ひっくり返せるんだよね。
たぶんルビーがDVD見てそこから真実に至る道が開かれるんかね。
まあアイが既に死んでいるので解決なのかどうか。
アクアとルビーがアイの死を精神的に受け入れるエンドになるのかなあ。
ところでアクアのやっていることって結局父殺しなんだよね。
大好きなお母さんを優しく扱わなかったお父さんを殺してやるっていう。