鬼滅の刃、思ったことー
鬼舞辻無惨にもなんか泣くこともできないような悲惨極まりない過去があるのかと思ったらなかった。
なんか進化した生物になりたいとかいうふわっとした理由だった。
作品での諸悪の根源、絶対悪のポジションだけど、他の鬼がかなり悲惨なご事情を経て鬼になってて、それを誤魔化すために力を振るっているのと比べると、あれ?って感じがした。
まあ鬼の大本になったのも病気となんかよくわからん医者の治療のせいなので、自分の意志でそうなったわけではないが。
病気の治療を受けてキレて医者を殺したら実は日光に当たると死ぬ体質になってましたってのは悲惨といえば悲惨だが、他の鬼の方が不幸度極悪だよね。
元々の性格がアレなところに力と長年の年月で頭の中身が人間のものじゃなくなっちゃったのかねえ。
柱の皆様方の名前がかなりすごいのはなんなんだろう。
鬼殺隊に入る前からその名前だとすると、なんというかすごい名前だなとしか。
鬼舞辻無惨を倒した後って呼吸ってどうなるんだろう。
鬼を倒すために獲得する武芸なわけで。
鬼がいなくなった後もそれ必要?みたいなことにならない?
鬼がいるなら鬼相手にしか使わないけど、鬼がいないなら人間相手に振るわれて大惨事になる未来が思い浮かぶんだけど。
諸悪の根源を倒してハッピーエンドで普通の生活に戻る、みたいな終わり方だからね。
呼吸必要?とは思う。
獲得するのにかなりきつい修行が必要そうなんだけど。
銃で鬼に有効打を与えられるなら機関銃でいけない?とは思う。
鬼殺隊は国からは非公認の機関で、柱が速攻で集まったりできるところを見ると、鬼の活動範囲ってそう広くなくない?
せいぜい東京近辺くらい?東京から埼玉くらいの間に入っちゃうんじゃ。
鬼は日光の元では死ぬわけだし、移動しようにも日が明ける前に日光が完全に入らない密室を用意しなきゃならないとなると相当時間が制限されるよね。
というか鬼って半日は真っ暗な密室でじーっとしてなきゃいけないのか?
しかも死なない。
そら性格歪むわな。
しかし作者はよくもまあこう悲惨な状況のキャラクターをボンボン出してきてそれを少年漫画の方向性で作れるなあ。
泣ければマシでキレるしかない状況のキャラが敵にも味方にもゴロゴロ。
よく思いつくよなあ。
血鬼術はわりとズルすぎると思う。
鬼が使える不思議な術としか言いようのない物理法則無視した術だし。
空間を入れ替えるようなのは一体どうなってんの?